不登校の子の習い事、オンラインなら安心?始める前に確かめたい相性と負担

不登校の子の習い事をオンラインで選ぶ際の相性と負担

学校へ行けない時期でも、子どもが興味を持てる活動や、人と関わる機会を探したいと考える保護者は少なくありません。ただし、習い事を始める目的は、登校を急がせることではありません。今の状態で無理なく取り組める活動を選び、小さな達成感を得られる環境を整えることが大切です。

この記事でわかること

  • ✓習い事は、本人の体調と気持ちを優先し、負担の少ない形から試します。
  • ✓オンラインでも緊張や疲れは生じるため、体験時に授業時間と関わり方を確認します。
  • ✓そろばんは手順と進度が見えやすい一方、すべての子どもに合うわけではありません。

監修者情報

沼田紀代美

沼田 紀代美(ぬまた・きよみ)|株式会社イシド 代表取締役社長

全国に展開する「いしど式そろばん教育」を通じて、幼児から大人までのそろばん教育・珠算指導・暗算力育成・子どもの能力開発に長年携わる。株式会社イシドは1973年設立のそろばん教育企業。著書に『子どもに習い事をさせるならそろばんからはじめなさい』。

※本記事は、そろばん教育の専門家として監修を受けています。

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53年の実績、全国320校で展開する「いしど式」を自宅で学べるそろばん教室「いしど式オンライン」。オンラインなので送迎は不要です。1クラス最大5名までの少人数制で、一人ひとりに目を行き届かせます。

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1 本人の今に合う習い事を選ぶ

結論

本人が興味を示し、終えたあとに強い疲れを残さない活動から始めます。

不登校の背景や現在の生活リズムは、一人ひとり異なります。周囲がよいという習い事でも、本人にとっては新しい予定や人間関係が負担になることがあります。最初から継続を前提にせず、体験後の表情や疲れ方を見て判断しましょう。

選ぶときの4つの基準

  • ✓本人が少しでも「やってみたい」と感じている
  • ✓短い説明で、活動の流れと終わる時間が分かる
  • ✓理解度や進度に合わせて取り組める
  • ✓体験後に、本人と保護者が続け方を相談できる

2 オンライン習い事の向き不向き

オンライン習い事は外出や送迎が不要ですが、画面越しの会話や決まった時間への参加が負担になる場合もあります。自宅で受けられることだけで判断せず、授業の形式まで確認します。

確認項目
合いやすい状態
注意したい状態
場所
自宅だと落ち着いて参加できる
自室でも人と話すことに強い緊張がある
時間
開始時刻と終了時刻が分かると安心できる
体調や睡眠が日によって大きく変わる
関わり
少人数で先生の声かけを受けたい
声をかけられること自体が負担になる
操作
端末や教材を机に置いて取り組める
画面注視や座位を保つことが難しい

3 そろばんを選択肢にするときの確認点

例えば、数字や計算が好きで、一つの課題にじっくり取り組みたい子には、そろばんが選択肢になります。珠を動かして答えを出し、問題を一つずつ進めるため、何をするかが分かりやすい活動です。反対に、計算や細かな手の操作が苦手で、その練習自体が負担になる場合は、別の活動も検討しましょう。本人の興味を確かめてから選ぶことが大切です。

いしど式オンラインはZoomを使い、1クラス最大5名程度までの個別対応で進めます。指導では手元を確認するため、カメラや端末スタンドの準備が必要です。通常の授業は1回45分です。本人がその時間を無理なく過ごせるか、無料体験で確かめてください。

沼田紀代美

監修者からのアドバイス|沼田 紀代美(株式会社イシド 代表取締役社長)

新しい活動を急いで習慣にする必要はありません。まずは、その日にできたことを認めるところから始めます。そろばんでも、一人ひとりの理解とペースに合わせ、小さな『できた』を積み重ねることを大切にしています。

4 体験前に家族で確認すること

  • ✓本人が体験の内容を理解し、参加に同意しているか
  • ✓通常授業の45分間の参加と、机での手元撮影が負担にならないか(体験時間は申し込み時に確認)
  • ✓うまくできない日があっても責めずに終えられるか
  • ✓学校、医療機関、相談機関から支援を受けている場合は、その方針と矛盾しないか

習い事は、学校や医療、心理的な支援の代わりになるものではありません。生活や体調について専門的な支援を受けている場合は、主治医や支援者とも相談しながら判断してください。

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5 まとめ

この記事のまとめ
  • ✓本人が興味を示し、終えたあとに強い疲れを残さない活動から始めます。
  • ✓自宅で受けられることだけで判断せず、授業の形式まで確認します。
  • ✓本人の興味を確かめてから選ぶことが大切です。
  • ✓習い事は、学校や医療、心理的な支援の代わりになるものではありません。

よくあるご質問

Q不登校の時期に習い事を始めてもよいですか
A本人が希望し、体調や生活への負担が大きくなければ選択肢になります。継続や登校を急がせる目的ではなく、体験後の様子を見ながら判断してください。
Qオンライン習い事なら必ず続けやすいですか
A送迎は不要ですが、画面越しの会話や決まった時間への参加が負担になる子もいます。体験で授業時間、先生との距離感、終えたあとの疲れ方を確認します。
Qオンラインの習い事は学校の出席扱いになりますか
A一般的な習い事が自動的に出席扱いになるわけではありません。ICT学習の出席扱いには学校側の判断と要件があるため、在籍校へ確認してください。
Qそろばんが初めてでも体験できますか
A体験時は簡易的なそろばんでも参加できます。数字の読み書きなど、開始時期については体験時に確認されます。

参考資料
・文部科学省 不登校児童生徒が自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合の取扱い
・いしど式オンライン 受講内容とよくある質問

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いしど式オンラインは、Zoomで先生が手元を見ながら指導する、1クラス最大5名程度までの個別対応です。体験では、説明が分かりやすいか、声をかけられることが負担にならないか、本人がもう一度取り組みたいと思えるかを確かめてください。参加方法に希望がある場合は、申し込み時に相談しましょう。

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いしど式オンライン編集部

全国300校50年の実績でそろばん教室事業を行っている株式会社イシドが展開するいしど式オンライン編集部が、オンラインそろばん教室についてのトピックやそろばんのオンライン学習に関連するコンテンツを発信しています。

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