そろばんの掛け算のやり方|置き方・手順を例題と図解でわかりやすく解説
結論として、そろばんの掛け算は「九九+桁取り」で計算します。本記事では数の置き方、計算手順、桁の取り方、例題、つまずきやすい点を図解で解説します。たし算・ひき算の次のステップにどうぞ。
この記事でわかること
- ✓そろばんの掛け算は、九九を使って部分積を順に足していきます。
- ✓桁(位)の取り方を覚えるのが最大のポイントです。
監修者情報
沼田 紀代美(ぬまた・きよみ)|株式会社イシド 代表取締役社長
全国に展開する「いしど式そろばん教育」を通じて、幼児から大人までのそろばん教育・珠算指導・暗算力育成・子どもの能力開発に長年携わる。株式会社イシドは1973年設立のそろばん教育企業。著書に『子どもに習い事をさせるならそろばんからはじめなさい』。
※本記事は、そろばん教育の専門家として監修を受けています。
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いしど式オンラインについて詳しく見る ▶無料体験の申し込みはこちらから ▶1 掛け算の数の置き方
かけ算のやり方は複数あります。一般的な方法としては、かけられる数を盤面に置き、九九で出した部分積を順に足していきます。

掛け算のやり方には、かけられる数を盤面に置く「片落とし」、両方とも置かない「両落とし」など複数の流儀があります。どの方法でも共通するのは、九九で出した部分積(部分ごとの答え)を、正しい位置に足していくという考え方です。最初に習う方法は教室の指導方針によって異なるため、この記事では考え方の骨組みと、どの方法でも共通してつまずきやすい「桁取り」を中心に解説します。
2 計算手順(例題)
23×4は、3×4=12、2×4=8を桁をずらして足し、92を得ます。
- ✓一の位から九九を計算
- ✓桁をずらして部分積を足す
- ✓最後に答えを読む
23×4を例にすると、まず一の位同士で 3×4=12。次に十の位の 2×4=8 を、桁を一つ左にずらして足します。12の「1」と8が同じ位で重なって足され、答えは92。部分積を「どの位に置くか」さえ正しければ、あとは九九とたし算の繰り返しです。つまり掛け算の実力は、九九の正確さと、加減算(繰り上がり処理)の安定度で決まります。桁数が増えても、この「九九→位を合わせて足す」のループが増えるだけで、新しい技術はほとんど要りません。
3 桁(位)の取り方
掛け算は桁取りが命。かける数の桁数だけ位をずらして部分積を置きます。
監修者からのアドバイス|沼田 紀代美(株式会社イシド 代表取締役社長)
掛け算でつまずく子の多くは桁取りです。いしど式では「指おさえ」や「10つかない時は、、」など、幼児にもわかりやすいフレーズを使った指導を行っています。
4 つまずきやすいポイント
- ✓桁をずらす位置を間違える
- ✓九九のうろ覚え
- ✓繰り上がりの処理
つまずきの解消法はシンプルです。桁ずれには、計算前に「答えの一の位がどこに来るか」を指で押さえてから始めること。九九のうろ覚えには、そろばんと切り離して九九だけを毎日1分唱え直すこと。繰り上がりのもたつきには、加減算の練習に一度戻ること。掛け算はたし算の繰り返しなので、遠回りに見えても加減算の土台を固め直すのが、結局いちばん速い対処になります。

かけ算は足し算の繰り返しです。正しく加減算が身についていることが前提となります。
5 まとめ
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