珠算検定とは|正式名称・主催団体・級と段位の違いを完全解説【一覧つき】

珠算検定とは|正式名称・主催団体・級と段位の違いを完全解説【一覧つき】

結論として、珠算検定には複数の主催団体があり、正式名称はそれぞれ異なります。本記事では各検定の正式名称、級・段位の体系、団体ごとの違いと難易度、何級から受けるべきか、履歴書での書き方までを、これ一本で分かるように整理します。

この記事でわかること

  • 「珠算検定」は総称で、代表的な正式名称は日本商工会議所の「日本商工会議所珠算能力検定」です。
  • ほかに全珠連・日珠連・全国連などが全国的な組織として検定を実施しています。
  • 級は数字が小さいほど上位で、1級の上に段位が続きます。
  • 履歴書に書く目安は一般的に3級以上です。

監修者情報

沼田紀代美

沼田 紀代美(ぬまた・きよみ)|株式会社イシド 代表取締役社長

全国に展開する「いしど式そろばん教育」を通じて、幼児から大人までのそろばん教育・珠算指導・暗算力育成・子どもの能力開発に長年携わる。株式会社イシドは1973年設立のそろばん教育企業。著書に『子どもに習い事をさせるならそろばんからはじめなさい』。

※本記事は、そろばん教育の専門家として監修を受けています。

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1 結論:珠算検定の正式名称と主催団体

結論

「珠算検定」は総称。代表的なのは日本商工会議所の「日本商工会議所珠算能力検定」です。ほかに全珠連・日珠連、全国連などが全国的な組織です。

「珠算検定」はそろばんの計算能力を測る検定の総称で、実際には複数の団体がそれぞれの名称で検定を実施しています。受験する検定がどの団体のものかで、正式名称・級の刻み・出題種目が変わるため、まずは下の一覧で全体像をつかんでください。どの検定も「そろばんによる計算の正確さとスピード」を測る点は共通です。

主催団体
代表的な正式名称
特徴
日本商工会議所(日商)
日本商工会議所珠算能力検定
知名度が高く履歴書で通用しやすい
全国珠算教育連盟(全珠連)
全国珠算教育連盟 珠算検定
級の刻みが細かい。多種目
日本珠算連盟(日珠連)
珠算能力検定
日商検定の運営に関与
全国珠算連盟(全国連)
珠算能力検定
難易度が高い。読上算検定もある

2 級と段位の体系

結論

級は10〜1級で数字が小さいほど上位。1級の上に初段・二段…と段位が続きます。

  • 入門〜基礎:10〜4級(全珠連は15級〜)
  • 実用の目安:3級以上
  • 上位:1級、その上に段位

級の体系はピラミッド型で、入門級(10級前後、団体によっては15級から)は珠の置き方と簡単な加減算、中位級では掛け算・割り算が加わり、3級あたりから実務レベルの計算力とみなされます。1級はかなりの練習量が必要な上位資格で、その先に初段から十段までの段位が続きます。数字が小さいほど上、という点だけは全団体共通なので、まずここを押さえれば混乱しません。

3 難易度の目安と学習期間

結論

未経験から3級到達まではコツコツ続けて1〜2年程度が目安(開始年齢・練習量で変動)。

級が上がるほど桁数・問題数が増え、制限時間内での正確さとスピードが求められます。学習期間の目安は、未経験からコツコツ続けて3級到達まで1〜2年程度ですが、開始年齢と練習量によって大きく変わります。大切なのは、10級・9級…と一段ずつ確実に合格を重ねること。小さな合格体験の積み重ねが「練習すれば達成できる」という自信になり、これが検定学習のいちばんの教育的価値だといえます。

4 珠算検定と暗算検定の違い

結論

珠算検定はそろばんを使う計算力、暗算検定は頭の中だけの計算力を測ります。

珠算検定はそろばんを手で弾いて解く検定、暗算検定は頭の中のそろばん(珠算式暗算)だけで解く検定です。別資格として実施されており、多くの教室では珠算の級がある程度進んだ段階で暗算検定も並行して受験します。団体によっては読上算・読上暗算(読み上げられた数字を計算する種目)の検定もあり、耳で聞いた数を処理する力まで測れるのが特徴です。

沼田紀代美

監修者からのアドバイス|沼田 紀代美(株式会社イシド 代表取締役社長)

履歴書で評価されやすいのは3級から。検定を受験する経験そのものが、目標達成の力を育てます。

5 履歴書への書き方

結論

「取得年月+主催団体名+正式名称+級+合格」で、略称ではなく正式名称で書きます。

書き方の型は「取得年月+主催団体名+正式名称+級+合格」です。例:令和◯年◯月 日本商工会議所珠算能力検定3級 合格。段位の場合は「初段 取得」と表現します。「そろばん3級」のような略称は避け、合格証の記載どおりに書くのがマナーです。

しろっくまくん
いしど式の現場から

いしど生の9級合格(2桁の掛け算を含む)までの平均は、小学校1年生で10か月、年長児で1年ですが、練習量によって大きく変わります。

受験先の選び方

どの団体の検定を受けるかは、通っている教室が採用している団体に合わせるのが基本です。教室のカリキュラムは採用団体の出題形式に沿って組まれているため、別団体を独自に受けるより効率よく合格に近づけます。オンライン教室の場合は、自宅から受験できる仕組み(Web検定など)を用意しているかも確認しておくと安心です。

6 まとめ

この記事のまとめ
  • 主催は日商・全珠連・日珠連・全国連が全国的組織の団体で、正式名称が異なる。
  • 級は数字が小さいほど上位、その上に段位。
  • 履歴書に書く目安は3級以上。
  • 珠算検定と暗算検定は別物。団体によって種目と難易度は異なる。

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よくあるご質問

Q珠算検定と暗算検定は違いますか?
A違います。珠算検定はそろばんを使う計算力、暗算検定は頭の中での計算力を測ります。
Q何級から履歴書に書けますか?
A一般に3級以上が記載の目安とされています。
Q段位は級より上ですか?
Aはい。1級の上に初段・二段…と段位が設けられています。
Qどの団体の検定を受ければいいですか?
A通う教室が採用する団体に合わせるのが基本です。

監修者情報

いしど式オンライン編集部

全国300校50年の実績でそろばん教室事業を行っている株式会社イシドが展開するいしど式オンライン編集部が、オンラインそろばん教室についてのトピックやそろばんのオンライン学習に関連するコンテンツを発信しています。

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